SE一没して、ぼーっと見てるだけも面白くなかったので、思いつきで記録を取ってみることにしました。
注意)思いつきなので質を求めてはいけません


5月25日 @ほ~む柳丸店ゲームデイ決勝

 先日アドバンス店の資格を得た@ほ~む。柳丸店、集まるMTGプレイヤーは期待のかかる新人、これからを担う中堅、FNMもなかったころを経験している古参とさまざまである。
今回決勝卓に残ったのは、そのなかでも新人と中堅にあたるだろうか。他TCGで実績をもち、今なおメインはそちらのTCGであり、MTGはサブと言いつつも精力的に大会に出場するi上と、かつてはI上と同じTCGプレイヤーであり、MTGを主戦場とかえ、堅実なプレイングと確固たる理論でリミテッド、構築、いろいろなフォーマットでめざましい活躍を見せるN村の二人の対戦だ。
 I上のデッキはエスパーカラー。啓示、ジェイス、ペスを筆頭とするコントロールカードを軸に、独自のチューンを施し、コントロールはほどほどに、いきなりパワーカードが殴りかかる側面も持った構成だ。
 対するN村のデッキは、黒単の隆盛をメタったオルゾフカラーのコントロール。こちらも思考囲い、血男爵、オブゼダート、ペスといったパワーカード満載の構成である。
 この二人、スイス最終戦でマッチングされ、IDを選択し「決勝でやりましょう。」と笑いながら話していたが、それが実現した形になる。勝者はどちらか。

Game1 先手 I上 

 どちらもマリガンなしで初手をキープ。お互いに占術土地をならべつつ将来を占う。3t目、I上がまっさらな盤面に突如くりだすブリマーズ、N村も「そんなカードはいってたんですか!」と驚きを見せるが、そこは除去色とされる黒、肉貪りで更地に戻す。
 続く4t目にもI上の殺る気はとどまることを知らない。夜帳の死霊を戦場に送り出し対応を迫る。返すN村は夜帳はさておき、思考囲いを唱え視線をI上の手札へと移す。 公開された手札は啓示、啓示、評決、アゾチャという「濃い」の一言に尽きるもの。少し考えたN村がその手札から選択したのはアゾリウスチャーム、さらに二枚目の肉貪りを唱え、再び盤面を更地へ。
 5t目、能動的に動くカードはないのかターンを返すI上に対し、N村が唱えたカードはオブゼダート。囲いで前方を確認し、打消し、除去がないI上に対応を迫る。さすがに時間がないと判断したか、I上はN村のエンドに啓示X=1、インスタント除去が必要だ。
 しかしそう都合よくは進まない、ハンドから土地を置きエンドを宣言するI上に対し、N村から二度目の頭蓋囲い。公開されたのは啓示、啓示、評決、宝球、そこから啓示を落としオブゼダートが走る。ダメージを受けつつ打開策を探すI上はエンド時の啓示X=2。
 6t目ショックインしてエルズペスを送り、なんとかクロックを遅らせるI上、オブゼダートは止まる理由もなくアタック、トークンがブロック。さらにN村はブロッカー生産元のペスに払拭の光、I上に時間を与えない。
 返すI上は払拭の光に払拭の光を重ねエルズペスを取り返す。しかし帰ってきたエルズペスに待っていたのはエンド宣言後の英雄の破滅。
 オブゼダートの攻撃はなんとかトークンのチャンプブロックで止めるが、毎ターン2点のクロックが止まらない。さらにN村は追撃とばかりに血男爵を戦場へ。オブゼは止められるが血男爵は止められないトークン、血男爵への対抗手段は初期から持っている評決があるにはあるが、唱えると次のオブゼダートの7点を受け止められない。
I上は静かにカードを片づけた。

I上 0-1 N村

 啓示を3枚も引き込んだが、土地オブゼダートの着地が最速ではそのパワーは生かせない。前方確認からのフィニッシャーという黒の十八番が決まった第1戦だった。
 サイドボードには細心の注意が必要だ。I上のデッキはメインから殴ってくる構成だった。サイド後にクリーチャーが抜けてしまう可能性もある。除去を何枚残すのか、不要と思われるかーどはどれか、N村の判断が試される。対するI上はもう後がない。逆襲に必要な手駒を入れ替え、第2戦に臨む。
G2 先手 I上
 I上が1マリガンに対し、N村は初手の7枚をキープ。タップイン占術で開始するI上に対しN村の最初の土地は変わり谷。殺す気マンマンである。
 変わり谷にワンパンもらいつつも3t目には3マナ立ててけん制する構えのI上。N村は変わり谷のパンチを自重しつつ、タップインランドを処理しターンを返す。
 4t目、土地を置きターンを返したI上にN村が仕掛ける。地下世界の人脈を唱え、アドバンテージ戦を挑むがさすがに立てていたマナは伊達ではない。解消を唱えN村の提案を却下する。
 再びI上はマナを立ててターンを返す。1戦目とはうって変わってコントロールの構えだ。そんなI上に対しN村の命散らしのゾンビが検閲に入る。公開されたI上のハンドは、テューンの大天使、評決、エルズペス、英雄の破滅。啓示こそないがこれまた「濃い」テューンを除外し変わり谷がアタックを仕掛ける。
 N村の場には命散らしと変わり谷が2枚。破滅があるとはいえ、1戦目にオブゼに痛打された苦い経験がよみがえるI上は破滅をハンドに残し評決をプレイ。1対1交換ではあるが7点クロックは放置できない。返すN村はこの隙に2枚目の地下世界の人脈をプレイ。アドバンテージ戦を構想する。
 7t目、I上はペスを着地させ均衡を崩しにかかる。トークンを呼び物量戦を挑む。しかしN村はこのペスに対し払拭の光。思い通りには動かせない。ハンドの少ないI上は占術土地を置きトップを下へ。ハンド差を埋めるあのカードが必要だ。そうはさせじとN村が繰り出すのは血男爵。トークンでブロックされない上に人脈にそそぐライフを稼ぐシステムを構築する。場は一気にN村に傾き、I上は対処を迫られる。
 9t目、引いたカードをハンドに加えるがターンを返すI上。人脈で引き増すN村は続け様に罪の収集者を唱える。プレイにスタックしてサイクロンの裂け目超過。本来は盤面をひっくり返す必殺カードだが、今回は延命のために泣く泣くプレイ。ペスから払拭の光がはがれ、人脈が、血男爵がN村の手に戻る。N村は残ったマナでペスに払拭の光を張り直し、人脈を再設置しターンを返す。
 苦しいI上、ハンドは増えないままターンを返し再び血男爵の着地を許す。3体のトークンと変わり谷2体収集者による戦闘が行われ、評決を引くしかないI上は谷1枚と収集者を道連れにトークンをすべて失う。
 11t目I上は少ないライフの中、力強くショックイン。ターンを返す。この動きは、あれを引いた。察したN村、今引きの強迫をプレイ。当然のようにI上はプレイスタックの啓示X=6。
公開された手札は、テューン、囲い、啓示、土地、土地、土地。啓示が啓示を呼ぶとはよく言ったものだが、今回はさすがに啓示チェーンを断ち切る啓示落とし。さらにペスを追加しトークンが戦闘準備に入る。
 I上のライフは後がない。意を決して思考囲い、N村の手札を確認し、盤面に最後の望みとして血男爵を送る。思わぬ血男爵のにらみ合いの場に一瞬驚きを見せたN村だが、冷静に盤面を見直し自らの血男爵もろともペスのマイナス3で対処。残ったトークンと変わり谷の進軍を止めるすべはI上には残されていなかった。

I上 0-2 N村

 優勝N村!



   

コメント

zealous中神
2014年9月26日12:15

DN再開します!良ければ再リンクお願いします!

motema
2015年8月2日16:55

今日は駅まで送っていただいてありがとうございました!
東京来る機会ありましたら、ぜひ連絡ください(^^)/

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